ブログ

2017/01/03

長引く風邪と喉の痛みには「麦門冬湯」がオススメ!

年末からず〜っと咳が続いて困っている人も多いかと思います。

そんな人にオススメなのが「麦門冬湯」です。

扁桃腺が腫れたりしている人は、「桔梗石膏」を足すと良いと思います。

 

私は、毎年この時期になると乾燥から喉を痛め、咳が止まらなくなるのが恒例になりつつあります ^^;

なので、毎年年末には漢方薬局で「麦門冬湯」+「桔梗石膏」をもらってきています。

 

今日は、「麦門冬湯」はどんな効用があるのか?

そちらについてお伝えします。

 

 

麦門冬湯(ばくもんどうとう)はどんな症状に効くの?

麦門冬湯の効能

麦門冬湯は、痰の少ない強い咳に用いるお薬です。体力があまりなくて、強い咳が出て顔が赤くなる、痰が切れにくく吐いてしまったり、喉が乾燥して、声が枯れたりする人に用います。

咳、気管支炎、喘息などに応用します。激しい発作性の咳粘っこく切れにくい痰、喉がすごく以外がする場合に有効です。

 

 

麦門冬湯の抵抗症状と効用について

適応される主な症状は

  • 気管支喘息
  • 気管支炎
  • 長引く強い咳

配合されている生薬は

  • 麦門冬(ばくもんどう)
  • 半夏(はんげ)
  • 粳米(こうべい)
  • 大棗(たいそう)
  • 人参(にんじん)
  • 甘草(かんぞう)

配合生薬の効能は

麦門冬(ばくもんどう)

麦門冬には鎮咳・抗炎症、抗腫瘍効果が認められています。これらの作用は主成分のステロイドサポニン、オフィオポゴニンによるものだそうです。つまり、喘息で使うステロイド剤と似た作用が期待できます!その他の成分でも、抗アレルギー作用を有しています。

漢方では、麦門冬は鎮咳去痰薬として処方されます。

 

半夏(はんげ)

半夏には水分の停滞を改善させる作用や、鎮吐効果(吐き気止め)があります。特に胸に込み上げてくるような膨満感があり、お腹が緩くなる場合やのどの痛みがある場合に用います。

漢方では、吐き気をともなう胃腸障害や、つわりの処方などに広く配合される重要生薬の一つです。

鎮吐作用は、有効成分のアラビナンを主体とする多糖体成分によると考えられています。

 

粳米(こうべい)

梗米は、胃腸の働きを良くして血液循環を良くします。内臓の働きを活発にすることで喉の粘膜も潤うことで咳が止まるという考えです。

梗米の栄養素としてビタミンA、B1、B2、B6、B12、E、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸等を含んでいます。

 

大棗(たいそう)

大棗は滋養強壮、健胃消化、鎮痛鎮痙、精神神経用薬として、多くの漢方処方に配合されています。

大棗に含まれるサポニンのジジフスサポニンには、抗ストレス作用があり、アルカロイド成分リシカミンのおよびノルヌシフェリンなどによる睡眠延長作用、多糖体ジジフスアラビナンによる免疫活性などが報告されています。

 

人参(にんじん)

漢方治療において最も繁用される生薬の一つで、古くから貴重な万能薬としてよく知られています。漢方では強壮や胃腸衰弱、消化不良、嘔吐、下痢、食欲不振などの改善を目標に幅広く処方されます。

この生薬の特異成分であるダマラン系サポニンは動物実験で、強制運動に対する疲労防止、および疲労回復、抗ストレス作用、ストレス潰瘍防止、免疫活性などを示し、各種機能の低下を抑制する作用が認められています。

その他、抗悪性腫瘍、抗炎症、肝機能改善作用、血糖降下作用、血中コレステロールおよび中性脂肪の低下作用なども確認されています。また、認知症の改善効果が示唆されています。

 

甘草(かんぞう)

甘草は漢方治療で緩和、解毒を目的として、いろいろな症状に応用されます。

主な薬効としては、去痰、鎮咳、鎮痛、鎮痙、消炎などです。

有効成分のグリチルリチンには、痰を薄めて排除する作用があり、咳を止めます。

その他、グリチルリチンには多様の薬理効果が有り、消炎、抗潰瘍、抗アレルギー作用の他、免疫活性や、肝細胞膜の安定化、肝保護作用、肝障害抑制作用などが明らかにされています。

有効成分のイソリクイリチンとイソリクイリチゲニンは糖尿病合併症の眼病治療薬として、また胃酸分泌抑制作用もあり胃潰瘍の治療薬として期待されています。

 

 

漢方薬は各生薬の相乗効果!

有効成分だけを抽出した西洋薬と違い、漢方薬は互いに補い合い、有害成分を打ち消し合いバランスを保っています。

一見無駄が多いようで、実のところとても身体に優しい薬と言えます。

 

精製された白砂糖よりも黒砂糖の方が身体に良いように、漢方薬はより自然に近いものなので私はオススメしています。

 

漢方薬は「長く飲まないと効かない」と思われがちですが、上手に使うとすぐに効果を発揮します。

ぜひ、治療の選択肢の1つとして、漢方薬も考えてみては如何でしょうか?

 

 

また、治療と組み合わせると、漢方薬の吸収も良くなります。

お薬だけで治らない時には、身体を整えてみては如何でしょうか?

 

自由が丘駅ホームから徒歩7分の当院へは、都立大学・学芸大学・田園調布・多摩川・緑が丘・大岡山・九品仏・尾山台・等々力からは20分圏内ですので通院もしやすいと思います。
咳、喘息以外にもお悩みの症状がありましたら是非ご相談ください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
きくち針灸院
http://xn--v8jy01gksxd7dj7sbsw.com/
住所:〒158-0083 東京都世田谷区
奥沢5-41-2アトラス自由が丘201
TEL:090-5589-6903
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

当院へのアクセス情報

所在地〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5-41-2アトラス自由が丘201
駐車場近隣にコインパーキング多数あり
電話番号090-5589-6903
予約※完全予約制(ホームページ・お電話でのご予約が可能です。)
休診日日曜・祝日

back_to_top